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富士ハウスと完成保証制度

富士ハウスが破綻したことで注目を集めることになったのが、「住宅完成保証制度」です。

「住宅完成保証」というのは、住宅メーカーなどの建築・建設会社が破綻した場合に住宅の完成を保障する制度です。

万が一の住宅メーカーの破綻に備えた保障には、いくつかの種類があるのをご存知でしょうか?


一つは、先ほども説明した「住宅完成保証」です。


もし、依頼した企業が倒産した場合でも住宅が完成するまでの費用を保障し、工事を引き継ぐ業者の斡旋もいたします。




もう一つは、「住宅性能保証」というものです。

完成した住宅に、雨漏りや基礎&筐体の欠陥などがあった場合に、最低でも10年という長期に渡って対応してもらうというものです。




しかし、これらの保障制度にも、気をつけなければならない事があります。

それは、それらの保障制度が公的なものなのか、住宅会社独自の制度なのかということです。


もし、住宅メーカー独自の保障制度であれば、依頼した住宅メーカーが倒産してしまった場合には、保障制度自体も消滅してしまうことになります。



富士ハウスの場合には、第三者機関の住宅保証機構にも加盟していませんでしたし、富士ハウス独自の保障制度も無かったそうです。

(富士ハウスの場合、正確に言えば、1995年から2006年9月に引き渡された住宅に関しては住宅保障を利用していたのだそうです。また、富士ハウス独自の20年保証制度なども、あるにはあったらしいのですが、倒産してしまったので無効となってしまいました。)




しかも、静岡新聞によれば、昨年11月に住宅完成保証の加入を求めた社員の提言を、富士ハウスの社長は批判したそうです。


その、社長のセリフが笑えます。

「つぶれることを前提にしているのか。そんな弱気でどうするんだ!!!!!」・・・だそうです。



笑えます。

弱気だろうが、何を前提にしていようが・・・・ 資金繰りが悪化してしまえば倒産なのです。

逆に言えば、現金を用意できない会社は滅びてしまう時代なのです。



このセリフを見ると、富士ハウスの社長はアホなのかと感じる人も多いのではないでしょうか?



社員を批判できるほどにスゴイ社長ならば、怒鳴る前に、潤沢なキャッシュを用意してみろってことです。

それが出来ないにも関わらず、社員の有用な発言を批判するなんて・・・・




まー、社員の言う事を聞き入れることが出来る社長であったならば、危機的な状況に陥ることも無かったのかもしれませんね?

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