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住宅メーカーの坪単価に含まれているものは?

住宅メーカーの価格を比較する上で参考にすることが多い「坪単価」ですが、坪単価は住宅価格の参考にする上では、絶対的な指標にはならないことはこれまでも指摘してきました。

坪単価は住宅メーカー毎に大きな差が出てくることがデメリットとなる指標です。

しかも、誠実に坪単価を計算する住宅メーカーや工務店ほど不利な数字が出てきてしまうのです。

簡単にハッキリと言うならば、坪単価は一坪あたりの建築費の事を意味します。


この坪単価ですが、ローコスト系住宅メーカーですとなるべく安い坪単価を表示したいと考えるのが普通ですね。


そうなるとどのように計算するでしょうか?


なるべく建築費を安く計算して、建築面積を大きく計算したら・・・・坪単価は安く計算できることになります。



ここからがローコスト住宅メーカーの坪単価を安く計算するテクニックが必要となってきますね。


1,建物の本体価格以外のものを切り離します。

2,建物もできるだけコストが掛からない形で本体価格を計算します。

3,延床面積をなるべく大きくする、そのためにメーターモジュールを適用する。

4,延床面積ではなくて工事総面積で坪単価を計算する。

5,カーテンや照明なども付属させない。



1番に関しては、電気・電話・水道・下水・ガス・手続き諸費用、アンテナ、外構工事などを切り離してしまいます。

2番に関しては、できるだけ真四角でベランダも玄関ポーチも庇も軒も無いような家で計算します。

もしお客に求められた場合は、オプション料金で対応するのです。


3番は、尺モジュールに較べて床面積が大きくなるメーターモジュールを適用させます。

同じ6畳間でもメーターモジュールの方が2割ほど面積が増えます。

4番は、延床面積では吹抜け部分やロフトや屋根裏収納などが含まれませんので、これらを含めて計算するのですね。


そして、できるだけ大きな家で坪単価を算出します。

コストの掛かるキッチン・トイレ・バスなどはどの家もほぼ同じですので・・・・それ以外の部屋などが大きな家で坪単価を計算するのです。



これらのテクニックを用いると、坪単価が27万円とかのレベルになります。

全ての住宅メーカーや工務店がこのような計算で坪単価を算出していればまだマシなのですが、良心的な工務店などの場合は、全てのコストを含めた総建築費を延床面積で割った価格を坪単価と計算するのが普通です。


坪単価というものは大変に不公平なものなのです。


そして、CMや広告で安く坪単価を掲載しようとする住宅メーカーには有利になるのが坪単価なのです。


どこまでが坪単価に含まれているのかを把握して住宅メーカーを選ぶ必要はありません。


坪単価は建て終わった後に計算してもらえばいいのです。


建てる前に坪単価を話しにするべきではないと思いますね。


だからこそ、坪単価は目安にしかならないと言い続けています。

もっと厳しく言うならば、目安にすらならないのが坪単価ですね。

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